• 若き格闘家たちを「国士」に変えた講道館創始者 嘉納治五郎の情熱

    SAPIO(97.06.25) 短期集中連載第2回 明治の青春群像「誇り高き格闘民族」
    日本が外圧によって世界に門戸を開いた明治という時代は、鹿鳴館に代表される欧化一辺倒=“情報吸収型異文化交流”の時代として語られている。 ところが日清戦争以後は、西欧列強から干渉を受けるようになると、日本および日本人は、列強と肩を並べるためには、情報発信型の異文化交流が必要だと気づく。そんな時、背中に国と民族を負って世界に出ていったのが、前号で紹介した講道館柔道家のような若者たちだった。明治の「格闘技系民間外交官」の活躍と世界の中を検証する。
  • T.ルーズベルト大統領を魅了した明治の柔道家たちの物語

    SAPIO(97.06.11) 短期集中連載第1回 明治の青春群像「誇り高き格闘民族」
    21世紀国際ノンフィクション大賞優秀作受賞の気鋭のジャーナリスト神山典士は、いま日本が誇れるものと言えば、まず明治時代の柔道家たちの生き方があげられる、と指摘する。開国から約40年の極東の小国から、独自の文化を世界に広めるために旅立った明治の若者たちに学ぶべき点も多い、というのだ。 それは単に格闘家の物語ではなく、誇り高き明治の日本人の物語である。
  • アウトロー あとがき

    物語の途上で――あとがき
    一〇年前、当時在籍していた編集プロダクションを辞めてフリーランスになった。「ノンフィクション・ライター」という名刺を作り、ワープロを買い、留守番電話を買い替えて、毎日何人かの新しい人々と出会う作業を始めた。その頃、自分の仕事に対する思いを書いた文章が残っている。
  • 柔道勝負と同じ“不屈の魂”でアマゾン開拓移民を励まし続けた前田光世の「ライオンの夢」

    SAPIO(97.07.09) 短期集中連載最終回 明治の青春群像「誇り高き格闘民族」
    西欧社会への日本の本格的なデビューとなった明治30年代後半の日露戦争期。西欧各国では大国ロシアを破った小国日本のことが大きな話題となり、当時世界へ出ていた講道館柔道家たちも各国で人気を博していた。 だが、この時代、世界的な日本ブームとは裏腹に日本の農村は戦費調達のための重税に喘ぎ疲弊しきっていた。世界で2000試合無敗の伝説を作ることになる柔道家・前田光世も明治11年(1878年)弘前の農家の生まれで、1904年の渡航は、東北の農村の惨状を胸に刻んでの船出だった。
株式会社ザ・バザール 代表者 神山典士
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