• 俳優 古田新太

    アエラ現代の肖像(09.03.30,No.15)
    「役者バカ」のまま、駆け上がれ!
    「劇団☆新感線」の、押しも押されぬ看板役者である。役者生活は25周年を迎えた。 主な出演作品は、と続けようとして、困った。ありすぎるのだ。 舞台はもちろん、テレビにラジオに映画??仕事中毒ぶりは、いっそう加速度を増している。 舞台がはねた直後の楽屋で、役者・古田新太のアドレナリンを見た。昨年夏、延べ10万人を動員した「劇団☆新感線」のオリジナル剣劇公演「五右衛門ロック」の終演後。楽屋から出てきた古田のタバコを持つ指先は、机と触れ合ってカタカタと音をたてるほど細かく震えていた。 「舞台では毎回できる限りのことをやっています。
  • 女優 山口智子

    アエラ現代の肖像(08.05.26,No.23)
    長い休暇のあとで見つけた、私が進むべき道
    女優デビューから20年。「連ドラの女王」として90年代を駆け抜けた。
    そして現在、自ら見いだした新たな使命のために、日本と世界を旅している。
    真っ黒に埋まったスケジュール帳と、びっしり付箋のついた資料を抱えて。
  • 鎮魂歌 勝新太郎 書き下ろし

    その病室には、三丁の三味線が置かれていた。
    初夏の日差しが広がり始めた六月五日。千葉県柏市の国立がんセンター。 ストリップの殿堂として知られる浅草ロック座のオーナー、斎藤智恵子が病室に入っていくと、勝新太郎は薄いベージュのパジャマを着て、ベッドに横になっていた。腕には点滴の針が刺さり、首には痰が上がってこないように喉を押さえる機械が巻かれている。 静かな室内にはベッド脇の応接セットに付き人が一人、奥の六畳の和室には人影はなかった。 「先生、頑張ってる? 三味線もらいに来たよ」 斎藤が明るく振る舞うと、勝はニッコリ笑って手招きした。
  • キャラメル・ばらーど(プロローグ)

    驚異の動員増を可能にした仕掛けとは?「学生演劇」を「優良ビジネス」に変えた革命児たち。
    人気演劇集団キャラメルボックスの紆余曲折20年物語。
  • 【追悼企画】アウトロー つかこうへい

    志、未だならず
    つかこうへい「AREA」九三年二月一六日号
    一九九一年(平成三年)一〇月のとある日。博多駅から東京に向けて新幹線に乗り込もうとする一人の若者がいた。山崎銀之丞、二八歳。
    見送りは誰もいなかったが、手にしたバッグには、前日までにファンから届いた何通もの手紙やメッセージが入っていた。
    彼はもう五年以上、この街の人気者だった。福岡ローカルのラジオ番組のディスクジョッキーとして、彼の声は週五日、夜九時から一二時までリスナーのもとに届けられていた。
  • アウトロー あとがき

    物語の途上で――あとがき
    一〇年前、当時在籍していた編集プロダクションを辞めてフリーランスになった。「ノンフィクション・ライター」という名刺を作り、ワープロを買い、留守番電話を買い替えて、毎日何人かの新しい人々と出会う作業を始めた。その頃、自分の仕事に対する思いを書いた文章が残っている。
  • 生きること 演じること プロローグ&エピローグ

    プロローグ
    第一幕 熱き青春の継承 古田新太と劇団☆新感線
    第二幕 最後の新劇俳優 橋爪功
    第三幕 変わらない、そして変わり続ける 劇団第三舞台と役者たち
    第四幕 ドキュメンタリー女優 大竹しのぶ
    第五幕 女優の涙 奥菜恵
    第六幕 若き司祭たち
    第七幕 幸福な無名時代
    第八幕 舞台去来
    第九幕 生きるスタイル、演じる力
    第十幕 地域に生まれてこそ
    エピローグ
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